相談先・カウンセラーの案内
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性のことは、身近な人ほど話しにくいものです。被害にあったとき、体や心が不安なとき、ふたりの関係に悩んだとき、自分の行動が止められずに苦しいとき。どんな悩みも、ひとりで抱えなくて大丈夫です。
ここでは、国や自治体などの公的機関や、専門の学会・団体などが開いている相談先を、悩みの種類ごとにまとめました。多くの窓口では、名前を言わずに(匿名で)相談できます。相談した内容は、それぞれの窓口が決めた範囲で秘密が守られます。「こんなことで相談していいのかな」と迷うことも、そのまま話して大丈夫です。
今まさに危険が迫っているときは、迷わず110番(警察)または119番(救急)に電話してください。
1. 性暴力・性犯罪の被害にあったとき
性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター
番号:📞 #8891(はやくワンストップ)。NTTひかり電話からは📞 0120-8891-77。通話料は無料です。かけた場所からいちばん近いセンターにつながります(インターネットを使う電話(IP電話)の一部からはつながりません)。
受付時間:センターごとにちがいます。時間外は「夜間休日コールセンター」で受け付けるセンターもあります。
対象・内容:性別や年齢を問わず、性犯罪・性暴力の被害について。ひとつの窓口で、次のような支えにつなぎます。緊急避妊、性行為でうつる病気(性感染症)の検査、被害の証拠をとっておくことなどの医療。心の相談(カウンセリング)。警察への付き添い。弁護士の紹介など。
公式:https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html
警察の性犯罪被害相談電話
番号:📞 #8103(ハートさん)。かけた地域の都道府県警察の窓口につながります。
受付時間:24時間。通話料無料。
内容:性犯罪の被害や、警察の調べ(捜査)についての相談。警察に届け出るかどうか決めていなくても相談できます。
公式:https://www.npa.go.jp/higaisya/seihanzai/seihanzai.html
性暴力に関するSNS相談「Cure time(キュアタイム)」(内閣府の事業)
受付時間:毎日17時〜21時。
対象・内容:年齢・性別・性のあり方(セクシュアリティ)を問わず、性暴力について、チャットで名前を言わずに相談できます。外国語にも対応しています。「あれは性暴力だったのかな」というもやもやも相談できます。
公式:https://curetime.jp/
法テラス 犯罪被害者支援ダイヤル
番号:0120-079714(なくことないよ)。IP電話からは📞 03-6745-5601。
受付時間:平日9時〜21時、土曜9時〜17時(日曜・祝日・年末年始を除く)。
内容:性被害、配偶者や恋人からの暴力(DV)、つきまとい(ストーカー)などの被害について。支援してくれる機関の案内、犯罪を調べて裁くまでの手続き(刑事手続き)や支援の制度についての情報、犯罪被害者の支援に慣れた弁護士の紹介など。
公式:https://www.houterasu.or.jp/lp/higaishashien1/
DV相談+(プラス)(内閣府)
番号:📞 0120-279-889(つなぐ・はやく)。
受付時間:電話は24時間。チャット相談は12時〜22時。
内容:配偶者や恋人からの暴力(性的な暴力を含む)の相談。
公式:https://soudanplus.jp/
性的な画像がネットに出てしまったとき
みんなの人権110番(法務局):📞 0570-003-110、平日8時30分〜17時15分。画像を消してもらうための頼み方の助言や、場合によっては、ネットの会社(プロバイダ)へ削除を求めることなど。公式:https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken20.html
違法・有害情報相談センター:ネット上の書き込みや画像にどう対応すればよいかを、ウェブで相談できます(無料)。公式:https://ihaho.jp/
2. 性の悩み・カップルの悩みを専門家に相談したいとき
日本性科学会 カウンセリング室
予約:電話またはメールで予約(連絡先は公式ページで確認してください)。
料金:初回13,200円、2回目以降9,900円(身体障がいのある方は5,500円)。
内容:セックスレス、性的なことへの強い嫌な気持ち(性嫌悪)、挿入の悩み、勃起や射精の悩み、性欲の低下、性交時の痛み、性暴力、身体障がいのある方の性の相談など。本人のほか、カップルや、本人の代わりの方の相談も受け付けています。
公式:https://sexology.jp/counseling/
日本性科学会 認定セックス・セラピスト/セックス・カウンセラーの一覧
学会が認めた専門家のうち、のせてよいと許可した人が、地域ごとに載っています。相談できる内容と予約のしかた(電話予約など)も確かめられます。
公式:https://sexology.jp/counselors_list/
日本性機能学会 専門医一覧
勃起や射精など、性の働き(性機能)の悩みを診る医師(日本性機能学会専門医)の一覧です。
公式:http://www.jssm.info/specialist/sennmonni-ichi.html
日本産科婦人科学会 専門医・指導医検索
性交時の痛みや月経、避妊など、婦人科の悩みを相談できる、学会が認めた産婦人科の医師(産婦人科専門医)を探せます。
公式:https://www.jsog.or.jp/medical/457/
3. 性の健康(検査・避妊)について
性感染症検査・相談マップ(厚生労働省)
内容:保健所などで受けられる、無料で名前を言わずに受けられる検査を探せます(HIVのほか、梅毒・クラミジア・淋菌などを一緒に受けられるところもあります)。調べる病気の種類や日時、予約がいるかどうかは保健所ごとにちがい、一部お金がかかる場合もあります。
公式:https://www.mhlw.go.jp/stikensa/
HIV検査・相談マップ
内容:都道府県や今いる場所から、HIV検査を受けられる場所や、電話・LINEの相談窓口を探せます。
公式:https://www.hivkensa.com/
緊急避妊薬を扱う薬局の一覧(厚生労働省)
内容:性交のあとに飲んで妊娠を防ぐ薬(緊急避妊薬)を、医師の処方箋なしで買える薬局などの一覧です(毎月上旬に更新)。薬の在庫や、薬剤師がいるかどうかを確かめるため、前もって電話することがすすめられています。
公式:https://www.mhlw.go.jp/stf/kinnkyuuhininnyaku_00005.html
病院・クリニックを探す
症状があるときは、泌尿器科、婦人科、皮膚科などを受診しましょう。厚生労働省が全国共通で運営している医療情報のサイト「医療情報ネット(ナビイ)」で、診療科や地域から病院・クリニックを探せます。
案内ページ:https://kokoro.mhlw.go.jp/facility/
4. 性的指向・性自認の悩み
よりそいホットライン セクシュアルマイノリティ専門ライン
番号:📞 0120-279-338(福島県からは📞 0120-279-226)。音声案内で「4」を押します。
受付時間:24時間、通話料無料。
内容:同性を好きになること、自分の性別へのしっくりこない気持ち(違和感)、自分の性のあり方を人に打ち明けること(カミングアウト)や、本人の許しなく人に知られてしまうこと(アウティング)の悩みなど。本人のほか、家族や学校の教職員からの相談も受け付けています。年齢・性別は問いません。
公式:https://www.since2011.net/yorisoi/n4/
プライドハウス東京レガシー(常設の総合LGBTQ+センター)
所在地:東京都新宿区新宿1-2-9 JF新宿御苑ビル2階。開いている時間は日によってちがうため、公式サイトやSNSで確かめてください。利用・相談は無料です。
内容:安心して過ごせる場所、情報の案内、相談の支え。「LGBTQ+いのちの相談」(チャット、1回45分、名前を言わなくてもよい、ウェブ予約制)も行っています。
公式:https://pridehouse.jp/legacy/
5. 心がつらいとき
こころの健康相談統一ダイヤル
番号:📞 0570-064-556(ナビダイヤル、通話料がかかります)。
受付時間:都道府県によってちがいます。
公式:https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/tel/
#いのちSOS
番号:📞 0120-061-338(通話料無料)。受付時間:24時間365日。
公式(厚生労働省の案内):https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/soudan/tel/
いのちの電話
フリーダイヤル:📞 0120-783-556(毎日16時〜21時、毎月10日は8時〜翌日8時)。全国各地のいのちの電話の番号・時間は、公式サイトで確かめられます。名前を名乗る必要はありません。
公式:https://www.inochinodenwa.org/
よりそいホットライン
番号:📞 0120-279-338(24時間、通話料無料)。暮らしの困りごと、DVや性暴力、死にたいほどつらい気持ちなど、どんな悩みでも相談できます。
公式:https://www.since2011.net/yorisoi/
まもろうよ こころ(厚生労働省)
電話やSNSで相談できる窓口をまとめたページです。
公式:https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
6. 自分の性の行動をやめられない・人を傷つけてしまいそうで不安なとき
性的な衝動や行動を自分で止められないときや、誰かを傷つけてしまうのではないかと不安なときがあります。そんなときに専門の助けを求めることは、被害を生まないための大切な一歩です。
精神保健福祉センター
各都道府県と、大きな市(政令指定都市)にある公的な相談機関です。こころの健康や、やめたくてもやめられない状態(依存)についての相談にのってくれます。必要なときは、病院を紹介してもらえます。
所在地と電話番号(厚生労働省の一覧):https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubutsuranyou_taisaku/hoken_fukushi/index.html
福岡県性暴力加害者相談窓口(県の公的窓口)
番号:📞 092-289-9398。受付時間:平日9時〜17時(前もって予約が必要です)。
内容:性的な言葉や行動で人を傷つけてしまう、やめられないなどの悩みについて、会って話す相談、ふたたび同じことをしないための専門のプログラム(再犯防止プログラム)、専門の病院の紹介など。
公式:https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/kagaishashien.html
性障害専門医療センター SOMEC(NPO法人 性犯罪加害者の処遇制度を考える会)
番号:📞 03-5326-3370。受付時間:平日10時〜17時(祝日を除く)。問い合わせフォーム・メールでも連絡できます。
内容:性的な問題行動がふたたび起きないようにするための治療。たとえば、考え方や行動のくせを見直していく治療(認知行動療法)など。オンライン(Zoom)にも対応しています。初回の面談は無料で、それ以降は健康保険が使えない診療(自費診療)です。
公式:https://somec.org/patient.html
情報を確かめた日:2026年9月(各窓口の公式ページ・公的機関の資料で確認)。電話番号や受付時間は変わることがあります。相談する前に、それぞれの公式ページもあわせて確認してください。